飼い主:四畳半の住人 / しじみ日記 / しじみ病院記録 / 2003年7月1日手術
この前後の記録は、しじみ捜索日記6月しじみ日記7月に詳しくあります。

しじみ手術当日〜病院でのお話

 病院は悩んだ。次回からは何もない限りは、近くの病院にするつもりだった。が、この酷そうなケガ。もしや手術もあり得る。手術するならば、最初の病院でも不妊手術しているし性格も分かって貰えているし新しい病院よりいいはず。結局、避妊手術した病院へ。病院では、傷の大きさと状態から手術することとなった。感染の検査で血液検査を勧められる。気になる咳とヒキツケみたいな状態があるのでお願いする。

【しじみの傷〜術後】

 直径2cm程度の穴が皮膚に空いていた。筋肉から皮膚が浮くような状態に広範囲がなっている。切開すると、そうとう傷が深かったらしく、表面は19針〔約14cm)の傷跡になった。内部はもっと縫ったらしい。腐った皮膚は切除し、中の筋肉部分も広範囲に渡って腐っていたので筋肉も切除したという。
 と言うわけで、、ではしじみちゃんをお連れしますね。
「今回は相当に痛いようで、温厚なしじみさんもかなりお怒りのご様子です」と獣医さんのお言葉。
 連れてこられたしじみはバックの中で口を大きく開けてアピール。が、、声は出ない。ムンクの叫びの様な表情になる。たまにかなり痛いのか、「ギャァ〜」と小さい声で呻く。

 とりあえず、後ろ足のケガは、しばらく様子を見ることにする。一気に治療を勧めると猫にとってストレスになるらしい。白い後ろ足は、1.5倍ぐらいに膨らんでいる。

【しじみの傷の経過〜獣医師の話し】

 壊死の進み具合、破れ部分の大きさと位置から、かなり前(1ヶ月以上)にケンカなどで逃げる時に、咬まれた傷だと思う。一度、皮膚の表面は見た目は、キレイに直り、内部は、牙などについていた雑菌など化膿&壊死。そのまま膿がどんどん溜まり、皮膚をも腐らせ皮膚が破れて膿は出た。破れたのはそれほど古くないかもしれない。破れた皮膚は穴の周りから、そのまま腐り、中の筋肉も腐り、皮膚はどんどん剥がれていった。カラスではない、猫による傷である。
 足のケガは、逃げるときなどに、爪が弱く傷ついてしまったのではないか。

【私の私感】

 なるほど、、捕獲の場所などから、脱走とケンカは関係があるかもしれない。たいがいの猫はバス通りを境にテリトリーを持っているだろうし。咬まれて、追いかけられて、バス通りを渡ってしまって、この性格だと帰れなくなった可能性が高い。まぁ、その時に交通事故に合わなくてよかった。しかし、逃げている相手を攻撃するなんて、猫の世界も最近は、程度ってものがわからなくなってしまったのか。とりあえず、嫌われた訳ではなかったのね。もっと早くに探してあげれば傷もこんなにならなくて済んだかもしれないのに。しかしさ、生きながら腐敗臭って動物保護センターで聞いた猫がいたけど(6月26日の日記参照)、こういう事なんだ。恐ろしい。しじみが捕獲時に臭ったのは確かに腐敗臭だった。もしかして、発見が、あと1ヶ月遅れていたら・・・

 しかし、、どうして今まで見つからなかったのか。呼べばすぐ出てくる状態だったのでずっと潜伏していたとは思えない。その場所にいる猫はすべて毎日見ているのに。しじみが見つかった場所は、最初の目撃情報のすぐ近く。つい10日程前までは、一日に何度も通り、探した場所だった。5月25日を最後にピタリと情報が消え、6月26日に佐々木さんの第一報。この後、佐々木さんが30日に目撃し、捕獲となった。こんなにすぐ捕まるのに1ヶ月も見当たらなかったのも不思議だ。

【しじみの状態〜獣医師の話しから】

  取りあえず、しじみを受け取り帰宅する。お金も掛かるね〜。
しじみの帰宅後の様子は、7月1日の日記を見て下さい。
2003年7月1日作成
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