飼い主:四畳半の住人 / しじみ日記 / しじみ日記2004年10月 / 2004年10月30日 病院記録
しじみ、怪我(内臓強打による疾患)の経過
しじみは、高いところから落ちたのか、自転車にでもはねられたか、で肝臓と胸の付近から出血しているようです。腰もかなり強く打ったようでビッコ状態。
【2004年12月4日】(4週間後) 肝臓はよくはないが、まぁまぁとのこと。。が、やはりだんだんと悪くなっているらしい。腎臓がなんでこんなに悪くなったのか、、と言われるも想像つかず。確かにこの数字は、去年行方不明になったときより酷い。点滴されて4日後に再検査。で、数字が悪いようなら自宅で人工透析のまね事が必要と言われる。で、ついでにFIPも再検査。感染して免疫力低下なのか。。(-_-;) ほんと、、お金がかかる。
検査項目 |
白血球 WBC |
貧血・脱水 PCV |
蛋白 TP |
黄疸 II |
腎臓 BUN |
腎臓 CRE |
肝臓 GPT |
肝臓 GOT |
肝臓 ALP |
肝臓 TCHO |
肝臓 TBIL |
血糖 GLU |
筋肉 CPK |
基準値 |
5500 - 19500 |
27-45 |
6-7 |
2-5 |
20-30 |
06-1.6 |
15-50 |
1-35 |
20-100 |
90-170 |
0.1-0.2 |
60-100 |
30-120 |
H16.12.4 4週間目 |
9700 |
42 |
7.8 |
2 |
32.8 |
1.9 |
57 |
26 |
120 |
- |
0.1 |
- |
189 |
H16.11.13 2週間目 |
10500 |
40 |
8.0 |
2 |
12.6 |
- |
36 |
- |
107 |
- |
0.4 |
- |
127 |
【2004年11月13日】通院2日目(2週間後) 点滴から投薬に切り替えて様子を見る2回目の血液検査。あまり思わしくない結果らしいが、薬を辞めてみることになった。調子が悪くなったらすぐ病院とのこと。
検査項目 |
白血球 WBC |
貧血・脱水 PCV |
蛋白 TP |
黄疸 II |
腎臓 BUN |
腎臓 CRE |
肝臓 GPT |
肝臓 GOT |
肝臓 ALP |
肝臓 TCHO |
肝臓 TBIL |
血糖 GLU |
筋肉 CPK |
基準値 |
5500 - 19500 |
27-45 |
6-7 |
2-5 |
20-30 |
06-1.6 |
15-50 |
1-35 |
20-100 |
90-170 |
0.1-0.2 |
60-100 |
30-120 |
H16.11.13 2週間目 |
10500 |
40 |
8.0 |
2 |
12.6 |
- |
36 |
- |
107 |
- |
0.4 |
- |
127 |
H16.11.6 1週間目 |
11400 |
38 |
7.6 |
2 |
26.7 |
- |
19 |
- |
95 |
- |
0.2 |
- |
117 |
【2004年11月6日】通院1日目(1週間後) 今日は薬が効いているかどうかの血液検査の日。しじみ前回よりは診察台の上でイヤイヤして復活の様子が見られる。血液検査は良好でしばらく投薬を続けることに。1週間分の薬を貰う。薬は、前回と同じで消炎剤がなくなって4種類を1週間分。この薬と検査は2回は続けると。。(-_-;) しかし、毎週1万円札が飛んでいくのかぁ、、で、1ヶ月後にはFIPの検査をもう一度って。。数値が上っていれば感染したと言うことらしいが、よくよく考えれば感染したら直らないのだから検査も必要ないんじゃ。。だいたい去年の怪我の時も限りなく灰色って結果だったし、また検査代8500円は痛いよ。。(。>。<。) 回数割引ってないのか。。しじみ、今回10万円は使ってくれるのね。。飼い猫は愛情とお金がたっぷりと必要なのね。
しじみの場合は
ペット保険に入ったほうがいいのか考えてしまう。
こういう怪我は、2年連続だからね。。で、今年はよく病気した私の医療費よりも高い。でもこの
給付例、計算間違っているんじゃ。その後「再診・抜糸・投薬料」の6300円の治療費は1日だとしたら最高5000円までの補償だから、94920円+50000円+5000円=149920円じゃ。。それとも2日に分けたのか。そういう所をキチンと記述してくれないとうさん臭く感じちゃうんですよねぇ、、まぁ、どこも同じような内容ですけど。
【2004年11月2日】仮退院 筋肉の数値以外は順調に下がっているとのことで仮退院し、点滴から投薬治療に切り替えることになった。院長先生のお言葉「くれぐれも外に出さないように、病み上がりですから、、薬に切り替えてまた具合が悪くなるようならすぐ連れてきて下さい」。 院長みずから会計に立ち「検査があったので高くなってしまいました。。すいません、大丈夫ですか??」 むふふ、、お気遣いありがとう。。こういう金額は、先日の空き巣でやられた分を思い出し、悔しいね。(-_-;) しかし、動物を飼うってのは大変だぁ。。薬が効けばまたしばらく投薬治療か。。3日分で1500円、一日500円。1粒50円。 出ている薬は、5種類、全部説明してくれたけどわからなくなったので調べてみる。
おくすり110番
しかし、猫はお金が掛かる。まぁ、これでしじみが元気になったと思えば。。くくく。。って、大人しく養生してほしいのですが、しじみ、自力で元気になったと思っているのか飼い主の気持ちも知らず、暴れています。「おらぁ〜〜、外にだせぇぇ〜〜 」
【2004年11月1日】病院の所見(面会後)
会いに行くと昨日よりは元気そうだけどやっぱりまだグッタリ。毛もバサバサ。本当にノラネコみたい。。(^^;) でも、目には元気が見えるし、たまにニャァと鳴く。しかし体を動かすのは辛そうで、やはりビッコになりそうな雰囲気。とりあえず内臓疾患から立ち直ってからだね。FIPコロナウイルスは限りなくグレーゾーンにあるそうです。100以下ならマイナスですが、しじみは200。過去にウイルスを持っている猫との接触はあり抗体を持っている状態。しばらくしてもう一度検査して数値が増えるようなら感染の危険あり。とのこと。( ̄ー ̄;)
【2004年10月31日】病院の所見
血小板が相変わらず少ないそうです。昨日8万、今日8.1万。標準は20万〜25万。
【2004年10月30日】病院の所見(面会後) 午後の診療が始まったので、話を聞きに行く。院長先生が観てくれた様子。
去年の怪我の時もそうだった。やっぱり危ない状態なのかなぁ。。面会させてもらう
しじみは点滴のチューブをぶら下げて診察台に連れられてきた。本当にだるいらしく、目はこちらを観ているが頭をあげているのが辛い様子。手で顔を支えてやると目を閉じて少しだけ顔を動かす。たまに動こうとしているが、立てないらしい。無理しなくていいよ。15分程面会させてもらいまた話を聞く。自宅以外の連絡先をと言うので職場と、友人の携帯電話の番号を教える。携帯電話もこういう時はあると便利なのね。明日も検査するので夕方に電話すること。以下、病院で聞いた話。
- 腰椎が6個と奇形である。〔通常は7本)
レントゲン写真を見せてもらったが確かに6本。普通の猫の写真も見せてもらうがそれはキレイに7本。しじみは、骨盤側の最後の1本が少なく、しかも、繋ぎ目が素人目にも違うのがわかる。まぁ、もともと歩き方はちょっと違うなぁ、、とは思っていました。
- 腰椎が6本という奇形は猫にはよくあるので心配はない。ただ、年を取ってくると腰痛になったり、ヘルニアになったり、内臓の神経を圧迫して具合が悪くなることが多い。
- 骨1本分、内臓が入る胴体が短いと言うことになり、それに付随する疾患が多くなってしまうのは仕方がない。小腸が普通よりもねじれることになり、加齢すると便秘がちになる。
- しじみの問題は、腰椎と腰骨の繋ぎ目がずれている。生まれつきなのか、今回の事故でなったのか、分からないが、たぶん最初からであろう。レントゲンからでは腰が弱そうに見えるらしい。(私が思うに、しじみは後ろから視ると歩き方が他の猫と違っていた。で、いつも腰を落とすように歩いていたし、、最初からじゃないかな。。って、ノラ子猫の時もよく観てそう思った)
- 回復後、歩けないようなら手術が必要。
- レントゲンでは、肺からも出血がある。
- レントゲンでは、肝臓からの出血があり、溜まっているのがわかる。肝臓は腫れている。
- 黄疸が出ている。肝臓:TBIL値 0.5 (基準値 0.1-0.2)
- 毒物かもしれないが、毒物が出てくるのは摂取後3日から1週間の間。(明日からってことですな)
- 交通事故ならば、3日目で快復するか駄目か分かれ目のことが多い。
- もし車との事故ならば、この程度だったらすごくラッキー
- しじみはなんとも言えない。今晩の止血剤と点滴が効いて少しでも数値が下がれば助かる。下がらないと、、
- 以下、血液検査の結果(昨年の怪我の時も参考に併記してあった)
検査項目 |
白血球 WBC |
貧血・脱水 PCV |
蛋白 TP |
黄疸 II |
腎臓 BUN |
腎臓 CRE |
肝臓 GPT |
肝臓 GOT |
肝臓 ALP |
肝臓 TCHO |
肝臓 TBIL |
血糖 GLU |
筋肉 CPK |
基準値 |
5500 - 19500 |
27-45 |
6-7 |
2-5 |
20-30 |
06-1.6 |
15-50 |
1-35 |
20-100 |
90-170 |
0.1-0.2 |
60-100 |
30-120 |
H16.11.6 1週間目 |
11400 |
38 |
7.6 |
2 |
26.7 |
- |
19 |
- |
95 |
- |
0.2 |
- |
117 |
H16.11.2 4日目 |
7000 |
35 |
7.4↓ |
2 |
16.3 |
- |
16 |
- |
78 |
- |
0.2 |
- |
132↓ |
H16.11.1 3日目 |
7900 |
35 |
7.2↓ |
2 |
15.6↓ |
- |
51↓ |
29↓ |
71 |
- |
0.3↓ |
- |
134↓ |
H16.10.31 2日目 |
7300 |
32 |
7.8↑ |
2 |
23.2 |
- |
124↓ |
38↓ |
73 |
- |
0.4 |
- |
176↓ |
H16.10.30 今回 |
11000 |
42 |
7.6 |
2 |
28.7 |
1.4 |
312 |
101 |
75 |
149 |
0.5 |
208 |
2325 |
H15.7.1 行方不明 |
9000 |
37.0 |
7.6 |
乳ビ |
37.2 |
1.5 |
35 |
- |
86 |
- |
- |
- |
203 |
増加 |
細菌感染症 炎症性疾患 悪性腫瘍 白血病 |
脱水症 心疾患 肺疾患 ショック 興奮 老齢 感染症 出血性胃腸炎 |
脱水症 ショック 感染症 高蛋白血症 老齢 腫瘍 感染 リンパ肉腫 |
肝障害 黄疸 脂肪血症 胆石 貧血 脱水 |
脱水 腎障害 心不全 ショック 尿路障害 |
腎障害 尿路障害 副腎皮質 機能障害 |
肝腫瘍 肝細胞疾患 肝炎 代謝性疾患 薬物 |
肝障害 筋炎 心損傷 |
肝障害 骨再形成 感染 胆管閉塞 薬剤 |
高脂肪食 胆管閉塞 腎不全 脂肪肝 甲状腺機能低下症 |
黄疸 肝細胞障害 胆管閉塞 |
糖尿病 慢性膵炎 副腎皮質 機能亢進症症
ストレス |
筋肉組織の壊死 交通事故 心筋疾患 脱水症 |
|
- 筋肉 CPK が 2000以上はほぼ交通事故などの強度な打撲。
- 肝臓 GPT が 300以上だと死んでしまう場合が多い。
【2004年10月30日】病院の所見(面会前)
検査の結果、、肝臓の機能がかなり落ちていて、今日明日が山であろう。点滴しているが、肝機能が改善されなければもう助からないと思われる。で、原因は、自転車にはねられたか、高い場所から落ちて内臓を強く打った。(しじみはかなり壁際を歩くので自転車とは思えない、で、車が通れる道も歩いていない(と思う)。やはり逃げていて落ちちゃった??) お腹が痛くて仕方なくて何も食べられない状態だった。黄疸も出ている。筋肉の炎症を表す数値が異常値である。で、しじみは元々奇形だったらしく、腰椎が6本しかないことが判明(通常は7本)。それで腰もおかしくなっているとのこと。しじみ、たまに調子が悪かったのは、どこか悪かったんだね。なんとか助かって欲しい。気づくのが遅くなってごめんね。 これが、外猫のリスクと分かってはいても辛い。覚悟が必要なようです。しばらく入院。体重は3.3kg 8月31日のワクチン時は3.8kgだから激減。軽い。
【2004年10月30日9時】病院へ
静かすぎるしじみ、怪我だけじゃないような。。って、朝一番に病院に連れていきました。診察台の上では、今までになくやられっぱなしで、丸くもならないしじみ。医者曰く「これは怪我だけじゃない感じで、猫でこの状態は、かなり重症です」 私「私もそう思います」って状態です。検査中ですが、ちょっとヤバイんですかね。もっと早く連れていけばよかった。ごめんね、気づかなくて。。
【2004年10月30日明け方】
釣りは辞めました。(-_-;) しじみ、 ちゃんと歩けないようです。なんで???? いつやったの?? ってか、もしかして段々と酷くなったの?? 外傷はないんですけどねぇ、、後ろ右足大腿部が怪しい。。まったく足が使えないようです。だ・か・ら、食欲も元気もないのね。。ちゃんと歩けないけど、私が寝ているそばまで歩いてきました。で、布団の上に倒れるように寝ている状態。トイレを跨ぐのも精一杯。これは、、、、まずいんじゃ。。
【2004年10月29日】
しじみ、実は、、まる2日、ご飯を食べていません。48時間経過です。で、3日目に突入です。よく食欲がなくなるので、様子を観ていましたが、今回はちと長め。昨日からあまり動いていないですね。さすがに。。
猫って、さすが野生が残っているというのか、弱い所を見せないですよね。早く元気になってモリモリとお魚食べて下さい。やっぱり、様子がオカシイ。。怪我か。。。後ろ足??? アレ。もしかして歩けないの??? 動かないんじゃなくて動けないのか。。。うむむ、、医者か。。明日はワカサギ釣り約束したのに、1人なら医者優先だけど、、困った。。仕方ないかなぁ。。(-_-;)
2004年10月30日作成