飼い主:四畳半の住人 / 最近のしじみ / 2004年12月のしじみ

しじみ点滴の様子

 最初から終りまで撮ってもらうつもりだったのに電池切れ。まぁ、針を刺すまでの写真。皮下点滴の目的は水分をたくさんとらせて尿をたくさんだして毒素を排出すること。で、猫は飲めっても飲まないので強制的に皮下に注入することになる。一回は約150cc。体重3kgの猫ならば5%も背中に入れることになる。終わるとラクダのように膨らみます。猫や犬の皮ってのは人間と違い筋肉に張付いていないそうです。去年、怪我したときも、背中の皮はガバガバと浮いていました。
 点滴バック〜チューブ、針までの空気を抜いて消毒し準備。しじみを足の間に抱きかかえ、左手の人さし指、中指、親指で三角形になるように皮膚をつまむ。痛くないのは首の後ろ、後ろ足の付け根だそうです。親指の下を消毒し、中指都人さし指の間を目指して針を刺す。針は19ミリ長さだが全部差し込む。右手でバルブを全開。皮下までとどいてなければ液は落ちない。筋肉に刺さっていても液は落ちないが、痛いので暴れるはず。液が止まれば針先を少し動かしてみる。最初は怖かったです。今でも怖いです。
 この針、献血の針のように太いです。所定量が終われば右手でバルブを締め、左手は針の上で待機、右手でそっと針を抜き、針先に注意してとりあえずその辺に置き、右手で針穴付近を強くつまみ、左手で膨らんだ所を揉み、水分を早くなじませます。これを怠ると、前足に水が降りていって猫は非常に気にして舐めすぎてしまうので注意。抜いた後、この穴を閉じてつまんでいるのですが、動かれるともうどこに刺したかわからなくなり、背中がダラダラと濡れます。両手を離すとすぐ離れて背中を懸命に舐めます。その様子は、「ったくやんなちゃうわ!!もう!!ぷんぷん」って感じ。
 写真は後頭部付近と肩に流れてきちゃいました。かなり膨らんでゴージャスな猫になります。たまに片側だけに寄ったりもしますが、本人は気にしてない様子。が、ここでカツオ箱を取りだし、カツオ節を削る音を聞かせると、いきなり忘れたように目をランランを輝かせて待っています。(^^;) 点滴の後は、カツオ節。なんだけど、今日はおでん用の削り節を勝手に広げて食べていたのでご褒美はなし。

2004年12月27日作成
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