飼い主:四畳半の住人 / 最近のしじみ / 2006年2月のしじみ

107回目の自宅点滴

 思えば自宅点滴を初めて1年以上たった。最初の頃は毎日で、点滴技術もなくて、独りでは毎回が失敗の連続で、精神的に参りました。慣れてきたのが1ケ月頃でしょうか。で、、私のように独りで点滴しなきゃいけなくて苦しむ人もいるかも。。だから「しじみ点滴マニュアル」を作って公開しよう!!などと燃えたものですが、、意外と文章にするのは大変で、、ちょっとしたコツなどもあったり、写真もなかなか撮れず。。なんて2年も立ってしまいました。そのうち着手します。せっかく看護師の友人に色々教わったのに勿体ないからね。って、あまりこういう情報は必要ないのかもね。。ネットで探してもたいしてなかったし。。とりあえず、写真が撮れるまでに余裕が出来たので昨日の点滴を紹介。
 冬場は点滴バックを湯せんで温める。電子レンジがある人は湯せんしないでレンジで温めるらしい。猫の体温と同じ液温が好ましい。我が家は寒いので、温めてから点滴チューブを通って実際にしじみに入るまでに放熱するのを考慮してほんの少し熱め。っても42度〜43度位ですかね。  友人からもらった翼状針はもう終わり。。これ、、点滴しやすくてよかった。病院で買うと1個150円。頑張れば何度か使えるらしいが(最初の頃は毎日なので、何度か使った)、やはりキレは悪くなる。で、、しじみは何回も点滴するので、キレがよくないとヤバイ。。で、、注射針のふさがりも悪いので最近は1回1本。
 今日からこれです。。19ゲージ(直径1.08mm)で、3/4inch長(19mm)。こちらは1本10円。最初の頃は毎日点滴だったので、当然この安い方を使っていた。下手くそなので、ますます失敗率があがったね。ケチは損するのね。以前は、5/8inch(16mm)の注射針しかなくて、より抜けやすかった。最近は、長いのを入荷してくれたので、ラクチン。たった3mmだが、大きく違うんですよね。久しぶりの採血針で巧く出来るかちと心配。   針の先端まで液を満たします。チューブの空気はなるべく抜いて。。まぁ、気泡が入っていても平気みたいだけどね。皮下注射だからあまり気にしなくて大丈夫。で、脱脂綿に消毒液をつけて、しじみに。。注射針も。。消毒で拭いたら乾く時に除菌されるので、しばし待つ。エタノールは薬局で800円位。梅干しの樽や佃煮の入れ物などの殺菌にも使っています。夏場は冷蔵庫に保管しています。
 久しぶりの採血針でも巧く出来ました。でも、針が太いのでしじみが動くと心配。針は根元まで入れます。つまんだ皮を突き通してしまわないように注意。空気の少ない自転車のタイヤでパンクしたときの2つ穴みたいな感じ。。しかし、、19ゲージの針は太いので点滴が落ちるのは今までの倍ぐらい。。点滴スピードは最速で。  体重が4kg弱のしじみの体に約170ccの液を入れます。かなり膨らんで最初の頃は心配でした。150ccづつと指示されていますが、最近は500ccパックを3回で使いきります。毎日点滴の時は、たった50cc(500cc-150ccX3回=50cc)でも3回溜めれば一回分と色々と工夫してやっていましたが、点滴バックの入れ替えも清潔を考えるとあまりやりたくない事でしたし、独りじゃチューブの差し替えも出来ませんでした。
 いつもの半分の時間で液が入りました。しじみはじっとしていないので、なだめながら、手のひらではチューブと針を支え、腕全体でしじみを押えます。最初の頃は手先だけを使おうとしていたので、両手だけじゃ足りませんでした。腕全体、腹、脚など全てを使います。
 針を抜いてその手でキャップを被せ、針穴をキツク押えて穴を塞ぎます。液で膨らんだ部分は片方の手でモミモミします。嫌がっても逃がさないようにモミモミ。モミモミ不足だとせっかく入れた液が漏れてもったいない。しばらく背中がタプタプして邪魔みたいです。今日は血が出ませんでした。たまに皮膚の血管に当たってしまうのか出血することがあります。
 使用済みの点滴バックと針は病院で捨ててもらいます。

2006年2月21日作成
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