飼い主:四畳半の住人 / 最近のしじみ / 2011年10月のしじみ

パルコ劇場〜猟銃(中谷美紀)

 僻地勤務な故、平日はなかなか都会には出れない私。しかし、井上靖の処女作である猟銃が一人芝居?と気になったので、早退&高速バスなら間に合うと算段し、チケットゲット。
 私は無理しても前の方に行く人種。だって、演劇って、前と後ろで値段はほとんど変わらないのに見る側にとってはエライ違いですよね。しかし、この劇場は、前3列は地べた、、今日の舞台装置は、3列目以降で見たかった。
 で、舞台の感想ですが、90分間、一人でセリフが続きます。一度も引っ込むこと無く巧く3人の女性になりますが、彼女(中谷美紀さん)、初舞台ってけど、最後まで持つのかなと、余計な心配しちゃいます。舞台向けな声量でもないような。。映画「シルク」で一緒に仕事したので抜擢されたのかな。演技はともかく、演出にはビックリしました。(でもね、最初の詩人の朗読の録音の音は最悪でした、、実際に降らせた雨音と同波長なのか知っていても聞き取れず)もう一度観たい。で、、セリフ間違えた?ってな箇所が3箇所ありました。もう一度見れば、確認できますね。。カモシカ少年、、ああじゃないと思うな。
 劇場から帰る際に、(早口で聞こえない)やら(意味が分からない)など聞こえてきましたが、原作を読まずに来ている人も多数らしくちとビックリ。時代も古いし、時代背景を知らないと意味も分からない(演劇は忠実でした)、言葉遣いも現代的ではないから、ずっと発せられたセリフを追うだけになっちゃうよね。原作がある演劇を観るのに、読まずに臨むのは時間もお金も勿体無いと思うけどね〜。短編なんだから読めばイイのに。演劇と同じく90分で読めるのにな〜読まなきゃあの小説は分からない。これから観る人は是非、原作を読んでください。→せっかくチラシをゲットしてきたので、ここに保存→ 猟銃パンフレットPDF
帰りはいつもより遅くなった・・・しじみごめんね。

2011年10月06日作成
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