飼い主:四畳半の住人 / 最近のしじみ / 2012年7月のしじみ

完熟落ち梅の誤解を解く

流通がよくなっているのでなんでも買えるようになりました。こちらの自然に木から落ちたという完熟落ち梅なんて以前は絶対に通販でなんて買えない代物。で,こちら,発送前に梅農家さんで撮ってくれた写真です。すぐにクール便に乗せてくれて翌日には受取可能。
 それでも,集配営業所→トラックターミナル→高速道路移動→東京のトラックターミナル→最寄りの営業所と何度もトラックを乗り換えます。で,途中の仕分け場では,荷物の扱いったら,,投げる蹴る!重ねる!横にするなんて当たり前。荷物を丁寧に動かすのは引越屋だけです。信じられないなら仕分けのバイトしてみることをオススメします。
 もう押したら凹むような柔らかい完熟梅,そんな扱いを受けたらもちろん無事にはすみません。10kg頼んでもほとんどの梅はこんな状態で来ます。
 この状態,梅が悪いと思う人が大多数でしょうけど,でもね,これは漬けられるんです。プロが24時間前に選別済み。押されて半透明になっていたとしても,漬け始めと考えたらいいのです。傷んで茶色くなった梅ではなくて,圧されて漬かり始めただけと考えることが出来ます。
↑破れた梅も分ければ漬け込み可能↑
↑ほとんどの梅はこの状態で来ますが,ビビらない!↑
半透明ってのがミソです。傷んで変色した訳じゃないのよね。
これは仕方ないこと!農家に文句たれたりしないように!
↓こちら破れ梅も捨てずに仕込めます↓
正直,これでビビるなら完熟梅なんて扱わない方がいいです。
破れ梅も実験中の真空調理器で漬けてみましょう。
ほらね,,完熟梅の輸送の打ち身は,元に戻るんです。
捨てちゃダメ!
ちなみに破れは下向きにおいてます。脱気ってのがミソなのかも。よりキレイに戻ったね。

2012年7月11日作成
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